先月開催された”Valentino Vintage”のイベントを無事に終えることができました。
当店としてもまさか二回目があるとは思っておらず、昨年に引き続き日本の舞台として選んでいただけたこと、本当に光栄に思います。
前回スケジュールが合わず来れなかった方も、2度目の開催に非常にお喜びになっておりました。
改めましてたくさんのご来場誠にありがとうございました。
昨年に加え、フランス、イギリス、韓国が加わり全7都市で同時開催でした。
基本一点ものですので、ご来店いただいたお客様は他の国のラインナップも気になっていたご様子。
ディスプレイもその国の雰囲気によって大きく変わってくるので、どこも見応えのある内容でした。
今回も創業者ヴァレンティノ・ガラヴァーニから、ピエールパオロ・ピッチョーリまでと幅広い年代でのアーカイブを展示販売しておりました。
昨年も思ったことではありますが、ヴァレンティノ公式でこれだけの時代背景を感じながら実際にご覧いただけて、更にはお求めいただけるといった取り組みは非常に珍しい上に、滅多にない機会かと思います。
最高峰とも言われているドレスに関しては今回もため息がこぼれてしまうほどの美しさでした。
シンボルカラーとして知られている"ヴァレンティノレッド"のドレスが前回よりも多く、そのオーラにも圧倒されました。
ヴァレンティノが守り続けているアトリエの職人達が、魂を込めて作り上げている情景が一つ一つのお洋服から浮かんでくるようです。
ファッション関係に携わっている方、特に作る側の立場にいらっしゃるお客様はただただ脱帽といったお声が多くありました。
そして今回もウェディング用でお探しのお客様もいらっしゃいましたが、海外でないと出会えないようなドレスをこうしたイベントでお求めいただけることにとても喜んでくださっていました。
花嫁さんご本人はもちろんですが、ご参列の皆様もきっと記憶に残る一日になるのではないかと思います。
服だけでなく、モノ作り全般に対して言えることかもしれませんが、人の手が加わったものはやはり見た時に温かみを感じられ、そしてそれは言葉では表現できない存在感、そして奥行きを感じ取ることができます。
いつの時代になろうとも、理屈ではないその美しさを大切にし続けていきたいものです。
The Vintage Dress,
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