本日は買い付けがなかなか困難な大凡100年以上も前のヴィンテージレースドレスをご紹介です。
そもそも年代問わず、レースドレス自体を良いコンディションで買い付けることは非常に困難です。
今回はこれだけの年月を刻んでいますが、お写真の通り美しいままフランスに残っていました。
自然光からレースの繊細さが浮かび上がり、惚れ惚れしてしまいますね。
絶妙なサーモンピンクも実に美しいです。
肌のトーンをより綺麗に魅せてくれるお色味となっています。
肩の切り替えや、ボタンも愛らしいデザインになっていて、フランスらしさが全面から漂ってます。
生地だけでも価値があり、今にはない質感が魅力です。
お次はブラックレース。
先ほどと同様、美しく繊細なレースが特徴ですが、大きく違うのが深めのVが大胆に入っています。
エレガントなカッティングは、どんな背景があり誕生したのか気になりますね。
手仕事が当たり前だった、贅沢な時代です。
レース自体の歴史を遡るとそれこそ紀元前にまでなりますが
花模様以外にも、紋章や幾何学模様など多くのデザインがありました。
完成するまでにも膨大な時間がかかるので、レース職人たちは歌ったり、祈りを捧げながら作っていたそうです。
ともにお嫁に旅立ちましたが、着るシーンを思い描くだけでも高揚感に包まれますね。
またこのようなレースドレスを買い付けられるよう努めてまいります。
The Vintage Dress.
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