Textiles.


明けましておめでとうございます。

オリンピックイヤーでもある今年、熱気のある一年となりそうですね。

今年も素晴らしいヨーロッパヴィンテージクローズを

沢山お披露目していけるよう

精進してまいります。

本年もThe Vintage Dress、THE BRISKを

どうぞ宜しくお願い致します。

ついに2020年代に突入した今年、

おめでたい雰囲気に合わせてファッションも明るくしていきたいですね。

今回は毎日を鮮やかに彩る

柄の素敵なヴィンテージクローズをご紹介致します。

柄物と一口に言いましても

織物・プリント・刺繍など、様々な種類がありますが

どれにしても柄を考えるところから制作、完成に至るまでは

時間も手間も膨大にかかります。

その分仕上がりは素晴らしく

人の手が沢山加わっているので温かみも感じますね。

先ず一着目はこちら

70年代LANVINのシルクドレス

一見レース飾りのようですが、全てプリントになっています。

シルク地はプリントが発色しずらいのですが

ここまで鮮やかに色を出せるのはランバンのプリント技術があってこそ。

鮮やかながらも上品な色使いがランバンらしいですね。

続いては

80年代イヴ・サンローラン リヴゴーシュのウールドレス

こちらもプリントになります。

遠目にみると全体的にベージュ、ブラウン見えますが

近づいてみると少なくとも5色以上の様々な色が使われています。

色の魔術師と呼ばれたサンローランの色彩感覚から作られた柄には

サンローランにしか出せない魅力と世界感が詰まっています。

最後はこちら

70年代リバティプリントワンピース

小花柄の代名詞ともなっているリバティプリントですが、

1860年代、日本を始めとするアジアの絹織物の魅せらせたリバティ氏が

当時デパートで扱っていたアジア諸国の輸入絹織物が繊細で扱いづらい為

アジア風の生地を扱いやすいコットン地で自社製作したのが始まり。

繊細に描かれた花柄と鮮やかな発色・丈夫な生地は

洋服を作るにはうってつけです。

洋風にも和風にも見える柄には

不思議な魅力がありファンも多いですね。

今回は全てプリントのご紹介になりましたが

織物や刺繍にはまた違った魅力がありますので

是非店頭で違いをご覧になってみてください。

総柄となると一点の存在感が強くなるので

着る勇気がいるな、挑戦しずらいな、、

と私も思っていましたが

いざ着てみるととても着やすく

意外と合わせやすかったりしてとても活躍しています。

日本でも昔からお着物では柄と柄を合わせたりしているので

柄合わせの感覚が潜在的にあるのかもしれません。

無地・無色のシンプルな物が増えている現在

手の凝った柄物はヴィンテージクローズの魅力の一つとも言われていますね。

柄の歴史はとても深く

1860年代にリバティプリントが日本・東洋の影響をうけて始まったのもそうですが

16世紀フランスではインド更紗が入って来たのがきっかけでプリント技術が始まったり、と

1900年代に入るころには既に世界中が複雑に絡みあい

国境を越えた何とも言い表せない美しさを作り出しています。

ヨーロッパから数十年の時を経て日本に渡ってきたヴィンテージクローズにも

日本の影響が少なからずあるのかと思うと

不思議な感覚を覚えますね。

是非皆様も

心惹かれた柄を身に着けて

身も心も明るい一年をお過ごしくださいませ。

The Vintage Dress