今日は80年代のヴィンテージドレスをご紹介していきたいと思います。
"80年代"と一言でいっても、デザイナーによってその服の表現方法が変わってきます。
それぞれの個性溢れる魅力を見ていきましょう。
ではまずこちらのLANVINから。
グリーンとブルーが融合し独特なカラーに目が惹かれます。
素材はシルクで着心地もなめらか。
なんだか50年代のようなテイストもありレトロさが際立っています。
生地をアップしてみましょう。
ストライプなのかアーガイルなのか、はたまたチェック、幾何学模様なのか...
"○○柄"とは言えないこのプリントがまさにヴィンテージの醍醐味ともいえますね。
背中にはタックが入っていて、色とりどりに散らばった柄に動きが出ています。
このひと手間があるかないかでも、その服自体の印象が大きく変わってきます。
二着目はValentino Garavani.
こちらも見るからに上質な生地感を使ってデザインしているのが分かります。
佇まいに品があり、エレガントさをこの一着から全面に感じ取ることができます。
そしてこちらの注目ポイントはフロント部分。
ノーカラーでボタンやボウタイなどもなく、引き算をしてあえてこのデザインにしたのがお洒落ですね。
ウエスト部分のステッチの入り方にも目を凝らしてしまいます。
この切り替えしがいいアクセントになっていますね。
フリルほど大きく段になっていないので、ガーリーになり過ぎないのも大人の女性が着やすいポイントです。
最後はシックな赤が素敵なこちらのロングドレス。
instagramでも先日投稿させて頂きましたが、最大のポイントがこのバックスタイルです。
フロントはフォーマルな雰囲気を保ちながらも、このギャップがたまらない一着。
こちらはノーブランドではありますが、非常に作りこまれている様子が感じ取れます。
肌の魅せ方がきちんと計算されていますね。
足元はシンプルなブラックのヒールと合わせるのがおすすめです。
如何でしたでしょうか。
三者三様と言ってしまいたくなるくらい、同じ年代でもここまで個性が違うのだなと改めて思ってしまいますね。
80年代好きの方はもちろん、そうでなかった方も、心に留まった一着があれば幸いです。
今日もお付き合いありがとうございました。
The Vintage Dress.