エルメスのバッグといえば、バーキンかケリーを思い浮かべる方が多いかと思います。
本日は"PIANO"という珍しいモデルをご紹介。
誕生したのは恐らく1950年代頃かと思われます。
長方形のハンドバッグで、フォーマルな装いにピッタリです。
当店では既に売却済みとなりましたが、こちらの1977年に作られたPIANOがそびえ立っていました。
ひとつのバッグからここまでのオーラを出せるのは、エルメスが途轍もない拘りを持っているからこそ成り立つのではないでしょうか。
馬具からスタートしたこともあり、レザーのクオリティは毎回感動させられます。
表と内側のレザーは違う種類のものを使っていますが、その滑らかさは驚きを隠せません。
またこの信じられないコンディション。
スクエアの金具も特徴的で開け閉めが機能的にできています。
熟練された職人技には思わずうなってしまいますね。
ずっと眺めていられる。そんな逸品です。
The Vitage Dress.